PROFILE
■磯崎 聡(2015年入社/人事部マネージャー)
■榎本 蘭(2018年入社/人事部チーフ)「夢をかなえたい」「夢をかなえられるチカラを養いたい」「チャンスをつかみたい」。
そんな想いをもった人たちがフィエルテホールディングスに集まってくる。
その想いの実現をサポートしていくのが、人事部の仕事だ。
自分で仕事をつくる職場
今回は人事を担当している磯崎聡と榎本蘭の対談を企画。
就活生や求職者と日々、接しているふたりに、求める人財像や教育制度などについて語りあってもらった。



その第一印象があって、さらに話しこんでいくうちに「仕事をがんばりたい」「絶対に成功したい」という向上心を感じた。
榎本さんような場を明るくするムードメーカーに来てもらえると、大いに助かると思ったんだ。
実際、期待以上の活躍をしてくれているね。

でも、私に活躍のチャンスをくれたのは、磯崎さんですよね。
いま、私が新卒採用や研修の仕事をまかせてもらえるようになったのも、磯崎さんが「やってみない?」「君ならできると思うんだよね」といってくれたから。
私は、前職では大手企業の事務職として働いていました。ルーティンワークで決められたことだけ、やっていればよかった。
でも、それだけではおもしろくないし、成長できない。いまは「自分で仕事をつくる」という職場だから、大変。
でも、「この仕事は誰にもわたしたくないぞ!」と思えるんです。

いまじゃ、新卒のみんなに社会人のマナーを教える立場。
採用面接も担当してもらうようになったしね。
人の可能性を信じて引き出す


「こんな仕事をしたい」「将来こんな自分になりたい」とキラキラとした目をしながら、夢を語る人たちのお話を聞いていると、私もワクワクしてきます。

そういう方には、「営業の仕事はラクではありませんが、将来、自分のやりたいことができるチカラは必ず身につきます。
本当に自分を変えたいと思うなら、もういちど、お会いしましょう」と伝えて、いったん考えてもらうんですよ。
そのうえで、「もういちど面接をお願いします」といってきてくれる方とお会いすると、覚悟を決めた“いい顔”になっているんだよね。
そして、入社後、仕事をしていくうちにさらに顔つきが変わっていく。それを間近に見ることができるのが、人事の仕事の醍醐味だね。


いま、磯崎さんのお話を聞いていて、私が担当したある新卒の方の顔が浮かびました。
その方は「営業をやってみたい」という想いをもっていた。ですが、ほかの企業の営業職を受けても、「君のような無口でおとなしい人は、営業に向いていないよ」と、いわれ続けてきたそうです。
そのせいか、私が面接したとき、自信がなさそうな雰囲気でした。
でも、私は「やってみなきゃわからない」と思ったんです。
ですから、「やりたいという想いがあるんだから、きっとできます。
自信をもってください」といったんです。
実際にその人は、フィエルテホールディングスに入社してくれて、ついこの間、社内の成績ランキングで1位になって表彰を受けたんです。
それを聞いて、自分のこと以上にうれしくなり、飛び上がって喜んじゃいました。

それが仕事をするなかで、引き出されていったんだと思うよ。

と同時に、フィエルテホールディングスの特徴は、仲間意識が強いというか、誰かが困っていると必ず手を差し伸べる人がいる。
だから、お互いに励ましあいながら切磋琢磨できる風土があります。

必要なのは一歩踏み出す勇気



だけど、それを実現させるために動き始めるのは簡単じゃない。まずは一歩踏み出す勇気をもつ人だね。
いいかえれば、フィエルテホールディングスの合い言葉である「想像と挑戦」を体現している人かな。
なりたい自分の姿を想像し、実現のために挑戦し続けられる人。
入社後は、まず営業アウトソーシングの仕事に就くけど、暑い日も寒い日もあるし、お客さまから断られることも当然ある。
でも、それを乗り越え、挑戦を続けられる人だね。

だから、「上からいわれたことをやっていればいい」という受け身の人、安定志向の人には向いていないかもしれません。
むしろ、「やりがいや安定を自分のチカラでつくり出すぞ!」というような人がいいですね。

だからいま、研修制度を強化しているところ。ビジネスマナーといった基本的なものから始まって、マネジメントやリーダーシップといったスキルやノウハウを身につけらえる研修を社内外で行っている。


いま、フィエルテホールディングスでは、飲食、Web、貿易、人材と続々と新事業が生まれている。
社内インターンシップ制度は、いま営業部門に在籍している社員が飲食、Web、貿易などの仕事を経験できるというもの。
そうすることで、自分がどんな仕事に向いているか、本当にやりたいことはなにかを知るためのヒントになるから。
自分自身のテーマを追いかけよう



じつに個性的でおもしろい会社だよね。じゃあ、最後に僕たち自身の夢の話もしようか。
僕はいま、子会社の代表もさせてもらっているから、その事業を軌道に乗せ、子会社を成長させていくことが目標。
それと、35歳くらいに自分の経験してきたことをビジネス書としてまとめたいと思っている。
そのためにも、いまのうちから失敗も成功もたくさんしておきたい。

メディアに登場したりするから、「あの人がいる会社なら入りたい」って思ってもらえたら最高にうれしいです。
それに、私はフィエルテホールディングスの女性社員第一号。これから入ってくる女性のみなさんの目標になれたら、いうことないですね。

榎本さん、入社時の採用面接を僕が担当させてもらったわけだけど、いまでもおぼえているのは、最初にいい放った言葉が、「マジですか!」だったこと(笑)。